SNS上などで、「勝ち組・負け組」職業
というものが話題になっています。
一般的に年収が平均より高く、
安定した職業に就いている人を「勝ち組」
と言うことが多いようですが、国家資格である
歯科衛生士は勝ち組なのでしょうか?
これから歯科衛生士を目指す学生や、
歯科衛生士への転職を考えている社会人にとって、
まだその職業に就いていないと、職業の実態について
イメージすることは難しいものです。
今回は、皆さんが気になる歯科衛生士の
給与・年収、福利厚生、職場環境に迫りながら、
歯科衛生士が社会人にも
おすすめの理由を詳しく解説します。
歯科衛生士の勤務先として最も多いのは、
歯科診療所(歯科医院)です。
日本ではコンビニの数より
歯科診療所の数の方が多いと言われており、
歯科衛生士の求人件数も年々増加。
2022年度の求人倍率は23.3倍と、
近年ニーズが高まっている職業です。
歯科診療所ほどではありませんが、
病院や保健所、高齢者施設の求人もあるため、
数多くの選択肢の中から自分に合った
勤務先を選べるのは、歯科衛生士の魅力のひとつです。
歯科診療所は全国どこにでもあるため、
結婚やパートナーの転勤などで職場に通うことが
難しくなっても、引越し先で仕事を探せますし、
出産や子育てなどで
一時的に仕事が続けられなくなっても、
歯科衛生士の国家資格を持っているため
再就職のハードルも低いです。
専門性の高い歯科衛生士は
環境やライフステージの変化に強く、
一生続けられる仕事と言っても過言ではありません。
また、歯科衛生士は看護師と違って、
基本的に夜勤はありません。以前は夜遅くまで
営業している歯科診療所もありましたが、
近年は「働き方改革」が意識されるようになり、
19時ごろに診療を終える歯科診療所がほとんどです。
休日は歯科診療所によって異なりますが、
日祝+平日1日という職場が多いでしょう。
最近はパート・フリーランスの歯科衛生士も
増えており、フレキシブルな働き方に
対応した歯科診療所も見受けられます。
仕事とプライベートを両立させたい、
子育てしながら無理なく働きたいなど、
ニーズやペースに応じて働き方を選ぶことも可能です。
安定性や働きやすさという点で、
歯科衛生士は「勝ち組」と言えるでしょう。
「歯科衛生士の給料は高いの?」と
気になる人も多いのではないでしょうか。
厚生労働省が毎年発表している
「賃金構造基本統計調査」を参考に、
歯科衛生士の給与・年収を見ていきましょう。
歯科衛生士の平均給与は28.3万円で、
ボーナス(賞与)は43.2万円。
平均年収は382.5万円となっています
(※厚生労働省「令和4年賃金構造基本統計調査」
歯科衛生士、女性、平均年齢36.6歳、
企業規模10人以上で算出
※年収は、「きまって支給する現金給与額」×12か月
+「年間賞与 その他特別給与額」で算出)
給与所得者全体の平均年収496.5万円
(男女 平均年齢43.7歳、企業規模10人以上で算出)と
比べると、歯科衛生士の平均年収は
低いように見えますが、その理由は休日が多いため、
残業がなく時間外手当の加算が少ないため、
結婚や出産により時短勤務や週3日勤務など、
働き方を変えたりするためではないかと考えられます。
歯科衛生士の年齢別の平均給与・賞与を見てみると、
20〜24歳では平均給与が24.4万円、
平均賞与が16.6万円ですが、
40〜44歳では平均給与が32万円、
平均賞与が84万円と、年齢とともに
給与・賞与が上がっているのがわかります。
(※歯科衛生士、男女計、企業規模10人以上で算出)
歯科衛生士として経験を積み、
キャリアアップを図っていければ、
役職給や能力給などの手当もつくので、
決して歯科衛生士の年収が低いわけではありません。
歯科医院によっては、
「完全週休3日」「有給100%消化」
「スタッフのホワイトニング・治療・歯列矯正無料」
「退職金制度完備」「住宅手当」など、
一般的な企業よりも福利厚生が充実している
職場も数多くあります。就職先や転職先を選ぶ際は、
給与だけを見るのではなく、
休日や福利厚生も忘れずに確認しましょう。
「歯科衛生士は社会人からでもなれる?」と
疑問に感じている人も多いかもしれません。
近年、手に職をつけて、安定して長く働き続けたいと
考える人が増えており、社会人から
歯科衛生士を目指す方も増えています。
歯科衛生士になるためには、
国から定められた学校(専門学校・大学・短大)で
3年以上学ぶ必要がありますが、学校によっては
午後・夜間から通える学科を設置しており、
異業種への転職を目指す社会人、
別の大学や専門学校に通いながら学ぶ学生、
手に職をつけたい主婦の方など、
幅広い年齢・職業の方が
歯科衛生士を目指して勉強しています。
社会人から歯科衛生士を目指す方のために、
新大阪歯科衛生士専門学校では
各種サポートを用意しています。
■国家試験合格サポート
1年次で学んだ
歯科医療に関する基礎知識を土台にして、
2年次から国家試験対策をスタートします。
通算15回以上の模擬試験や、コンピュータを導入して
試験問題の分析・対策、試験前の補講など、
学生一人ひとりに合わせた指導に加えて、
様々なサポートを行っています。
また、「国家試験合格補償制度」を用意しているため、
万一合格できなかった場合でも、
合格するまで何度でも無料でサポート。
徹底した試験対策と一人ひとりに合わせたサポートで、
合格率99.8%と全国トップレベルの
国家試験合格率を実現しています。
■就職サポート
早い時期から学校全体で就職対策をスタートします。
就職オリエンテーションをはじめ、
採用のポイントである面接マナー、就職試験対策など、
充実したサポートシステムを用意しています。
また、就職指導の担当者が学生一人ひとりの
希望や個性を把握し、それぞれに合った就職を実現。
卒業後も就職先・転職先を紹介する
「生涯就職サポート制度」も完備しています。
■卒後教育制度
卒業したら終わりではなく、
卒業後のステップアップまで
しっかりサポートしたいという思いから、
「卒後教育」にも力を入れています。
最新の歯科医療技術や医療機器の使い方などの
講習をはじめ、基礎力をさらに伸ばす
「テクニカルスキルアップセミナー」や、
歯科業界で活躍する著名な方をお招きする
「臨床セミナー」などを定期的に開催しています。
■インターン・スカラシップ制度
本人の希望を聞きながら、
昼間に働ける歯科医院を紹介します。
収入が得られるのはもちろん、在学中から
歯科医療現場での経験が積めるので、卒業後、
即戦力となれる実力を養うことができます。
また現場での研修が、学校の予習や復習に
つながるケースも多く、学生たちからも好評です。
研修先がそのまま就職先になることも
めずらしくありません。
歯科衛生士という職業が「勝ち組」なのかどうかは、
人によって答えが異なるでしょう。
ですが、安定した収入を得て長く働き続けたい、
仕事とプライベートを両立したい、福利厚生が充実した
職場で働きたいという軸で職業を選ぶなら、
歯科衛生士は「勝ち組」と言えます。
高齢化が進む日本においては、歯や口腔内の
健康について注目が集まっており、歯科衛生士の需要は
これまで以上に高まっていくと考えられます。
歯科衛生士の仕事は専門性が高く、
また人とのコミュニケーションを前提にしているため、
AIが進化しても仕事を奪われる心配もありません。
何より歯科衛生士は国家資格なので、一度取得すれば
ずっと歯科衛生士として働くことができます。
需要の高い歯科衛生士の仕事は、
将来性が高いと言えるでしょう。
歯科衛生士と並ぶ医療技術専門職の一つに、
歯科技工士があります。歯科技工士は
歯科医師の指示に従って、入れ歯や歯の
被せ物・詰め物の作成・加工・修理を行う職業です。
歯に何らかの問題を抱えている人も多く、
歯科衛生士と同様に需要が途切れることはありません。
歯科技工士の多くは歯科技工所や
歯科材料メーカーで働くことになりますが、
独立開業して自分で会社を持つことも可能です。
従業員として働く以上に
年収を大幅にアップできる可能性もあるため、
高い年収を得たい方にはおすすめです。
また、コロナ禍で法律が変わり、
リモートワークが可能になるなど、働き方も多様です。
高い技術が求められる職業ですが、
コツコツ作業するのが好きな方や、
細かい作業が好きな方は検討しても良いでしょう。
今回は「歯科衛生士は『勝ち組』?
社会人にもおすすめの理由を解説」をテーマに、
歯科衛生士の給与・年収、福利厚生、
職場環境に迫りながら、歯科衛生士が
社会人にもおすすめの理由を解説してきました。
新大阪衛生士専門学校にも
社会人(高校既卒者)の入学者が増えており、
歯科衛生士を目指す理由を聞くと、
「人生の選択肢を増やしたいから」
「歯科助手からキャリアアップしたいから」
と答えています。
歯科衛生士の仕事に興味がある方は、
オープンキャンパスに参加してみましょう。
仕事や学校の都合で午前中の
オープンキャンパスに参加できないという方は、
夜間オープンキャンパスにご参加ください。実際に
学生・学校の雰囲気を肌で感じることができます。
みなさんのご参加をお待ちしています。
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